“愛を持って接する”
元々習っていたバトントワリングをきっかけにスポーツ分野を学ぶ道へと進む前田さん。トレーナーを志すきっかけになったのは彼女が大学へ入学をした当初のことでした。
前田さんがトレーナーを志したきっかけはなんですか?
「大学に入学して、『何か熱中できるものが欲しいな』と思ってぼんやり色々見ていた中、最初に仲良くなった子が陸上部で学生トレーナーをやるんだ!という熱い思いを持った子で。そこで初めて学生トレーナーというポジションを知り、陸上部に見学に行きました。そこにいた先輩方の1人が鴇田さん。学生ながらケアをしたり指示出しをしたり、私の知っている「部活」や「大学生」のレベルじゃない活動ぶりを見て、これを頑張ってみたい!と思ったのが最初です。」
一方で実際に学生トレーナーとして勉強しつつ現場での実践を繰り返していましたが、学生トレーナーができることに限りがあることに対して悔しいという想いも同時に感じたそうです。
「当時は学生トレーナーとしてのできることが限られていた、つまり責任を取れる立場ではなかったので、仕事として魅力を感じつつも、自分にやれることが限られてしまっていることに対してジレンマを感じていましたね。」
社会人となり、仕事ととして責任を取れる立場となったことでできることが増えてきたと言います。
失敗はもちろんありますが、うまくいったこと、嬉しいことを全力で喜ぶ姿は社会人になっても学生の頃の想いと重なっているように思えますね。
前田さんにとって「トレーナー」とは何ですか?
「健康に手を添えて、伴走できる人」です。一般的な伴走というワードよりもう一歩深い深度で、辛い時に背中をさすることができ、ここ一番という時に背中を押せる人。体について困った時、温度を介したサポートができるのが、トレーナーという仕事だと思っています。」
そう話す前田さんは現在トレーナーとして現場に立ちながらも、THE PERSONのカスタマーサクセスとしてお客様のトレーニングが円滑に行われるようサポートをしています。彼女なしではこのTHE PERSONのサービスは成り立っていないとも言えます。
前田さんが選ぶ言葉ひとつひとつに熱がこもっており、愛を感じられずにはいられません。
社内の中でも「愛を持って接する」を一番体現しているのが彼女であることは間違いありません。
“動と静”
前田さんは周りからどんな人だと思われますか?
「母親から『感激屋さん』だと言われました。その先に心を揺さぶる何かがあったり、わっと熱くなるイベントがあると、採算度外視で動けちゃうんです。その過程にあった辛さはさっさと忘れちゃいます。」
そう話す前田さんには普段の穏やかな表情からは想像できないほどの強いエネルギーを感じます。
後先考えずに行動をしてしまうとのことですが、大学時代は週6の部活に加えてアルバイトを2つ掛け持ちしていたというタフな経験も。
「感激は馬力に変換可能だと思っているので、自分の感情に素直でいられるようにしています。」
彼女が行うトレーニングを通じてお客様が感じた達成感やうまくいったときなどはお客様が感じるのと同じくらい全力で喜ぶ。これは前田さんならではのお客様との寄り添い方なのではと感じる。
常に何事にもピュアなエネルギーが高い前田さんですが、プライベートの時は正反対だと話します。
絵を描くのが趣味だと話す彼女は実際に使用している水彩画用の筆とポケットサイズのパレットを見せてくれました。
中学生の時に美術部だった彼女は独学で水彩画を学び、様々な空間を模写することで気持ちが落ち着くと言います。
絵のことを話をしているときの彼女は一見職業がトレーナーであることを忘れてしまうくらい静かで穏やかでありつつとても芯のある雰囲気を感じます。
熱く動きの強いトレーナーとしての彼女とは正反対に静かで穏やかな彼女が同時に存在している。
「動」の前田さんであっても「静」の前田さんであっても共通して芯があるということ。どちらの時の話をしていても言葉に熱が乗っており、彼女の魅力に引き込まれていきます。
「私かなり陰キャなんですよね。絵がうまい5つ上の姉がいるのですが、私には持っていない陽キャな部分があって色んな意味で尊敬する人のうちの一人なんです。」
動と静の両方をバランス良く持ちあわせている前田さん。
私達は新たな彼女の一面を知ることとなりました。
“トレーナーが街を支える役割に”
前田さんの今後の夢や目標を教えてください。
「予防医療の観点から、より生活に根付いた運動の提案、ひいては街づくりに貢献したいと思っています。社会人として生きてみて、囲まれる環境の大事さを如実に感じました。景色の良い公園や、広い空や海や、見知った飲食店があるだけで、心が元気になり出掛ける気にもなる。整ったインフラは足取りを軽くします。新興の街が増える中でチャレンジしてみたいと思っています!」
病院で勤務をしているときにリハビリで通われているお客様を見て、リハビリだけではなく、笑顔になって足取り軽く帰っていくお客様を見て前田さんはふと感じたそうです。
「なんとなく身体に痛みがあるけど病院に行くまででもない、なんとなく心が落ち着かない。そんなときに心理的に安全な場所、開けている場所があるのであればそれが病院である必要がないと思っていて。景色の良い公園や、広い空や海や、見知った飲食店があるだけで、心が元気になり出かける気にもなる。整ったインフラは足取りを軽くするなと感じています。」
予防医療をテーマ自分にできることに向かって学びを止めない彼女の向かう先には、トレーナーの枠を超えた新たな領域が広がっていることでしょう。
新しい社会環境の実現にパイオニアとしてトレーナーが深く関わっていく未来はそう遠くなさそうです。
ズバリ前田さんの考えるWellness personとは何ですか?
「欲に素直に生きていける人です。欲を最大限に満たそうとした時、人は健康を求めると思います。美味しいものを食べに行くとして、出かける元気、外を歩く体力がそもそも必要なように。私生活をエンジョイしながら、時には適宜健康を崩してしまうほどのチャレンジをしている時、人の目は何より輝いていて、一番健康そうだなと思います。」
どんなに欲を満たそうと思ってもその欲を満たす身体が健康でないと満たせません。その欲とは痩せたい、筋肉を大きくしたいなどの先にある、その人が本来満たしたいワクワクした本質的な欲のことです。痩せて綺麗な服を着て出かけたいという方もいるかもしれないし、筋肉を大きく見せてビーチでちやほやされたいなのかもしれません。THE PERSONのトレーナーは皆このお客様のワクワクした想いをサポートすることを大事にしているし、それを実現したときは本人と同じように喜びますと彼女は話します。
愛に溢れ、静かなる情熱を持つ前田さんがこれからどんなトレーナーとしての活躍していくのかがとても楽しみであると同時に、彼女ががいる街には自然と健康でハッピーな人々が自然と集まっていく絵が浮かんで見えてきますね。
